安倍晋三元総理大臣
「紫雲院殿政譽清浄晋寿大居士」
(しうんいんでん せいよ しょうじょうしんじゅ だいこじ)
突然の悲報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
今は御霊が安らかにお浄土へお参りされることを、衷心よりお祈り申し上げます。
安倍晋三元総理大臣の葬儀が 令和四年七月十二日東京の増上寺/浄土宗で勤められました。安倍家の菩提寺は山口県の浄土宗の寺院です。
お授けされたお戒名は
「紫雲院殿政譽清浄晋寿大居士」
浄土宗の戒名です。念仏信者であることをあらわす、譽という字が充てられ、
お戒名の最高位である「院号居士」さらにその上の「院殿大居士」がお授けされていらっしゃいます。
紫雲とは、浄土宗開祖法然上人が夕方西の空に紫の雲を見つけ、浄土宗を広める決意をされました。
私は「政」は政治、「清浄」は清らかでけがれがない、「晋」故人様のお名前、「寿」ご功績を表す、と推測しました。
お戒名は故人様の生きざまを表し、ご遺族様が位牌に手を合わせたときに故人様を偲べる戒名がふさわしいです。
安倍晋三元総理大臣のお戒名、私も心に刻み後生ご供養してまいります。
「紫雲院殿政譽清浄晋寿大居士」
南無阿弥陀仏
合掌 光誉有聡